元気を出そう中小企業
最近のマスコミは元気のない日本を諦めとも、励ましとも、取れる報道が多い。
「衰退途上国」、「請負会社」の日本、辛辣である。
有名新聞紙上にもそんな言葉が躍る時代だ。脇目も振らず走り続けた青春の昭和が懐かしいと感じる。
あの活力に溢れていた熱気は夢・幻か。
我々、中小企業にとって、高度成長時代も恩恵にあずかる機会が少なかったが若さもあり夢と希望でいっぱいの時代だった。まさに、日本ドリームだ。
作れば売れる、だからまた作る、製造業はまさに花形産業だった。
しかし、今はどうだろうか。今の若者に元気がないと感じる。私が考える最大の原因は豊かさだ、
生物は衣食住が足りると望むものが少なくなる。全てではないが、一般的にそうである。
活力の源は貧困から欲望が生まれる。
一億総ペット化した今の状態では難しいが,そんな中、活力ある会社運営に必要な事とは、失敗を楽しみながら、
飽きることなくチャレンジを続けることだ。
「打つ手は無限」だから、大きい事は良い事ばかりではない、
その証拠に「しゃもじでは耳の穴は穿れない」という言葉もあるのだから。
小さな池の大きな蛙になろう。